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2007/12/31 (Mon) 09:09
事例〇でこけた理由を10あげる

先日12月29日の財務対策の記事をアップした際に、通りすがりの方が

二次の計算で間違った所は何故なのか、その原因を書き出して下さい。すぐに10位になります。そうすれば、本質的な問題は少ないことに気がつくはずです。 それにならないように無意識に配慮できるようになれば、間違いは激減するはずです。

というコメントを残してくれた。

その記事にインスパイア~され、早速作業にとりかかってみた。


事例Ⅳでこけた理由
① 第一問:財務諸表に対する理解が浅かった(ムダな有価証券が多いことに全く気づかなかった)

② 第二問:計算はできても、損益分岐点分析とは何かを根本的に理解していなかった(変動費率と固定費の算出が損益分岐点分析ではない。損益分岐点の比率や売上高、安全余裕率等を算出して分析するのが「損益分岐点分析」)

③ 第三問:設問で与えられた年金現価係数に踊らされた(H19期首、H19期末のどっちを元に据え置くのか深く考えずに計算を進め、数値を間違えた。計算そのものではなく上流工程に致命的な欠陥があった)

④ 第三問:年金現価係数を使わず、1期ずつ地道に計算しようという発想が浮かばなかった

⑤ 第三問:財務における意思決定とは何かを理解していなかったため、記述でとんちんかんな答えを書いた。設問の意図も分からず(逐次的な意思決定がありうるなど思いもよらなかった)

⑥ 第四問:言葉の意味を取り違えた(個人情報→顧客情報)

⑦ 第四問:設問の言葉をそっくりそのまま見落とした(外部業者への委託)

⑧ 第四問:記述で何を書いていいか分からず、与件にない思いつきの言葉を書いた(資産・費用構造)

⑨ 総合:計算が遅いため、思考に費やす時間を十分に確保できなかった(思考の時間を十分に確保できていたら、第3問・第4問も正答を導き出せていた可能性は高い)

⑩ 総合4事例目で疲労が蓄積し、深い思考ができなくなっていた(今から考えると、ありえない解答をつらつら連ねた)



上記の解決策
① 事例Ⅳでは財務諸表の各科目をしっかりチェックする。経営分析は与件文のみを分析するわけではない。あくまでも財務諸表が主体。

② CVP分析はもちろんCF分析、意思決定全般など、そもそもどういうもので、何のために行うのかを知る。

③ まず怪しさに気づく視野の広さを身に付ける。怪しいと思ったら地道に計算する方法を探す。見えない制約条件の見落としを防ぐ。

④ 1年に1回しかない中小企業診断士の二次試験を、ほんのちょっとの計算ミスや検算漏れで棒にふらないためにも、本当にその方法しかないのかよく考える。

⑤ ①難著を読むことで、財務力の底上げを図る。②意思決定会計講義ノートを回す

⑥ 書かせる字数が少ない記述問題は、少しでも設問の意図や言葉の意味を取り違えると命取りになる。

⑦ 設問をしっかり読む。何でこれができなかった?

⑧ 何を書いていいのか分からなくても、与件に沿った言葉で書け!何を書いていいか分からないからと言って思いつきで解答欄を埋めても1点ももらえないと心得るべし。

⑨ 計算問題に数多く触れ、とにかく慣れる。

⑩ 模試やアウトプットを通して初見事例に触れる経験を蓄積する。疲労度合いや休憩時間の過ごし方を体で覚える。休日に事例に取り組む際は、なるべく本番と同じタイムスケジュールで行う。



こんな感じとなった。改めて問題点と課題が浮き彫りになり、自分が取り組むべき方向性がさらに明確になった。考えてみれば、『問題点の集約と課題の抽出』は企業の経営分析でも定石ですね。


今年本試験ダメだった方は、自分が「下手こいた~!!」と思った事例につき、上記の作業をやられてみてはいかがだろうか。進むべき方向性が明確になることまちがいなし、と思います。
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2007/12/31 (Mon) 07:12
2007年を振り返って

今年は自分の中で変革の年だった。


診断士の勉強に没頭した一年。生活のほぼ全てを診断士の勉強に費やした。その結果、一次は何とか突破したものの、二次筆記はAAADで玉砕。なれど、われが歩んできた人生に一片の悔いなし(インスパイアード Byラオウ)


逆に、嫁っちとの絆も深まった(と自分では勝手に思っている)


2005年9月に嫁っちと約束してから、2007年に中小企業診断士にストレート合格するためだけに生活してきたわけだが、負け惜しみではなく、今年不合格でよかったと思っている。


今年ストレート合格していれば、まちがいなく自分は来年に今の会社を辞め、周辺環境を超激変させるつもりでいた。何しろ、そのためだけに勉強をやってきたのだから。


しかし、そうだとしたら、今形成されてきつつある貴重な人脈は成立していなかったであろう。年明けから始まる、とあるプロジェクトに参画させていただけることもなかっただろう(まだ言っていいものかどうか分からないので、「とある」としておきます)。


そして、今回の二次筆記試験後、30冊以上の本を読了する中で、いかに自分の知識が浅薄であったかを痛感した。今年ストレート合格して知識の薄っぺらい中小企業診断士になるのではなく、あと1年つらく苦しく楽しい勉強をすることで、多少なりとも深みのある中小企業診断士になる機会を得たのだ。



神様は、乗り越えることが出来る者にのみ試練を与える、という。
こんなこと試練でも何でもないかもしれないが、小生はストレート玉砕という試練を与えてくれた神様に感謝し、あと10ヶ月死ぬほど努力し、2008年中小企業診断士試験合格!!の栄冠を掴み取る。



ということで、以前の記事<小生が当ブログ名にしている、『中小企業診断士試験の先にあるもの』とは何なのか、そして『人生』という夢を叶え続ける旅(journey)で何をしようとしているのかを、ブログ上にて明らかにしようと考えて>いると申し伝えたが、それは来年の二次筆記試験終了後か、もしくは12月が合否が分かってからに先送りすることにした。



明らかにすることと、診断士の学習をあと10ヶ月超がんがることには、何の因果関係もないからだ。あと10ヶ月は、全ての雑念を払って診断士の学習に集中したい。そんな理由からです。



<小生が当ブログ名にしている、『中小企業診断士試験の先にあるもの』とは何なのか。そして、『人生』という夢を叶え続ける旅(journey)で、まず何をしようとしているのか。>


もし気になっている大変奇特な方がいらっしゃったら申し訳ありませんが、来年の10月か12月まで待っててください。そのときに明らかにするつもりです。


2008年は勉強MAXの年になります。今も勉強することが、自分が磨かれることが楽しくて楽しくて仕方ありません。でも小生の目的はあくまでも2008年の中小企業診断士試験に合格すること。そのためにも、合格するための無駄のない鋭利な取組みを続けたいと思います。


それでは皆様、来年もどうぞ宜しくお願い申しあげます。

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2007/12/30 (Sun) 08:30
解法プロセス(リニューアル版)完成!

ストレートのときから、二次筆記に合格するためには解法プロセスを確立することが必須だ!!と悟り、8月の手探り状態からスタートし、9月にはある程度カタチになり、10月の微調整を経て本番に臨んだ。試験数日前まで「本当にこれでいいのか?初見問題にも対応できるのか?」と苦悶しながら解法プロセスを形成した。プロセスの手直しは大手術・小手術含め40回弱に上った。


結果、ストレートゆえに圧倒的に経験は不足していたものの、自分としてはそれなりに勝負できるプロセスにはなった。


そして10月21日の本番を迎えたのだが。。。


結果論で言うと、

(自分にとっては)ほぼパーフェクトだが、無駄な工程がいくつかあった。

ことを、本試験を通して実感した。無駄な工程があるがゆえに、「考える時間」がその分削られてしまったのだ。それが事例Ⅰで顕著に現れた。


貴重な本試験の経験、そして何人かの合格者から解法プロセスを提供してもらったことを通して、今日新たな解法プロセスの確立に至った。ストレートのときに必死こいて作ったものから骨子は変えていないが、熟練の技を加味したものだ。



解法プロセスって本当に人それぞれで、100人100通りだと思う。百花繚乱の中で、まずは模倣から始まり、試行錯誤を通して自分なりの解法プロセスが確立されていくのだと思う。



(まだ)受験生である小生の解法プロセスを公開するのはやめておきます。来年無事に合格を勝ち取ることができたら、公開させていただきたいと存じます。



いずれにしても、『自分なりの解法プロセスを早期に確立し、実戦を通して経験を積んでいく』ことは、二次筆記合格のための大きな条件であると考えています。

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2007/12/29 (Sat) 11:48
AAADの財務対策2

診断士のてらっちさんの記事にトラックバック。


事例Ⅰから事例Ⅳに至るまで説得力ある取組み方法が明記されているが、やはり小生は特に事例Ⅳに目がいった(記事を一部引用させていただきます)。

●事例Ⅳ
①アウトプットを一定期間集中して行う。毎日少しずつ行うのは、実は身に付きにくい。(ちなみに小生は事例Ⅳのアウトプットのみを約2ヶ月集中して行い、事例Ⅳを苦手科目から得意科目に変えました)
②間違ったところは、何度も闇雲に解きなおすのではなく、解き方の手順をノートにまとめるようにする。事例Ⅳは解き方の手順を覚えることで対応できるケースが多い。この手順を確立し、ノートにまとめることで、「同じ問題を何回も間違える」という、事例Ⅳにありがちなことがなくなる。



とのこと。なるほど~・・・。たしかに!!

小生のざっくりとした勉強計画では、1,2月は過去問徹底分析、3,4月は財務の強化に充てようかな~、とぼんやり考えていたが、方針が明確になった。この記事を拝見し、3,4月は徹底して財務のインプット⇔アウトプットの反復練習に充てます!!





てらっちさん、ありがとうございます。この場を借りて御礼申し上げます。

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2007/12/28 (Fri) 09:06
事例対策数え歌の有効性

二次本試験を経験された方はお分かりだと思うが、本試験という極限状態では、小手先のテクニックやあいまいな知識は全て吹っ飛び、自分の中に蓄積されたコアの部分で勝負するしかなくなる。

そういった意味で、潜在意識に刷り込むために、ペパチェ氏が自身の受験前日にアップしていた事例対策数え歌には、相当な有効性があると思われる。

そこで、小生も今から潜在意識に徹底的に刷り込むために、ペパチェ氏が作った事例対策数え歌をパクらせていただき、自分にフィットしたカタチにアレンジしてみた。

①ひとーつ、ひとつ目のアイディアに飛びつかず、
②ふたーつ、100字にふたつは盛り込み
③みっつ、みんなが何を書くかな、
④よっつ、与件と設問は解答の骨子、
⑤いつつ、因果でつなげる文章
⑥むっつ、無理なく現実的な解答、
⑦ななつ、流れるテーマと一貫性、
⑧やっつ、やっぱり切り口&キーワード
⑨きゅうで、設問の指示には愚直に従う
⑩とおで、ドジにはとことん気をつけて、
合格答案できあがり!




①最初に浮かんだアイディアに飛びつくと、題意から大はずれする危険性あり。一歩立ち止まってよく考えろ!!
②100字なら2~3個は要素を盛り込む。1個しか書かないなんてアリエマセ~ン!!
③アイデアでなく(守り)、中身で勝負(攻め)。他の受験生が書かない、与件にもない突飛なアイデア勝負はD判定。
④与件と設問の必要部分をコピペ+聞かれた内容に合わせて自分の言葉で加工=合格答案
⑤因果で書く。なぜ?なぜ?なぜ?
⑥中小企業の社長が明日から実践できる無理のない解答が合格につながる
⑦事例のテーマを意識、一貫性のあるサマリーを作成する
⑧切り口&キーワードを活用する
⑨設問の指示には素直を通り越して愚直に従う
⑩あせるな!!計算ミスはないな、思いつき・思い違いはないな、地雷は踏んでいないな、本当に大丈夫だな!?




ペパチェ氏の事例対策数え歌は、⑩が「とおでとうとう合格答案」だが、小生は上記のとおりにした。というのも、小生試験に限らず、本当にドジっ子なのだ。昨日も、大切に使っている革の手帳にアロンアルファの液を垂らしてしまった。。。(涙)


もちろん落ちない。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。(涙×無限大)


・・・これはきっと事例の神様が「モマエは本当にドジっ子なんだから、本番では気をつけろ!!」という啓示をくださったにちがいない、と前向きに捉えることにした。


他の箇所も、多少自分に合致したカタチでアレンジを加えている(オリジナルを知りたい方はペパチェ氏のブログを確認してください)。


これをノート等に書き込み、常にかみ締めて潜在意識に刷り込むようにする。そうすると、本番ではそれこそ瞬時に上記のことが実践できるようになると思われる。


みなさんも潜在意識に刷り込んで本番でスムーズに実践するために、事例対策数え歌、やられてみてはいかがだろうか?

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2007/12/26 (Wed) 20:35
H19試験の出題の趣旨発表

今日は口述試験の合格発表の日であると同時に、試験の出題の趣旨の発表でしたな。

イチぼんくら受験生が、えらそうに財務の所感なんかつぶやいている場合じゃなかった。

二次受験生の皆さん、協会から発表された出題趣旨をいかせんべいのようにかみ締め、過去問をむしゃぶり尽くしましょう。


小生も、年明けから過去問徹底分析を始めるつもりです。


ををっと~、順番が逆になりましたが、今年合格された皆様、本当におめでとうございます。小生も来年そちら側の人間になりたいので、めっさがんがります。

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2007/12/26 (Wed) 20:23
二次試験当日に必要なもの(特に財務)

二次試験当日に必要なもの、小生は下記の2つであると考える。
(文房具とか受験票とか電卓とか、そういうこと言ってるんじゃありませんよ)


試験当日までの、日々の学習の蓄積

言うまでもありませんな。次の二次試験までもう300日を切っている。その日がくるまで、自分が必要と思う学習を毎日継続するのみです。簡単なことです。

イチローだって、毎日バットを振っていたわけです。


試験当日に、それまでの蓄積を100%出すこと

実はこれが一番おそろしい。今年の本試験の事例Ⅳ、小生は年金現価係数を使用して自爆した。その結果、1回余計に営業CFを割り引いてしまい、それに気づくことができず、1年毎の営業CFで検算してみようと思いつくことすらできなかった。設問1の計算結果に引きずられ、設問2の記述も完全に題意を取り違えた。これでマイナス25点。これが出来ていれば、ひょっとしたら合格していたかもしれない。


過ぎたことを云々するつもりはない。それがあのときに小生に出せた実力だったわけだし、あと1年余計に勉強できることで、より一層深みのある診断士になれる機会を得たのだから。


小生がおそろしいのは、また同じ轍を踏まないか、ということだ。来年の試験当日までに日々の学習を蓄積したとしても、ちょっとしたかんちがいや思い違いで大きく点が吹っ飛ぶ可能性がある(特に財務)。

それを防ぐために必要なことが、『試験当日に、それまでの蓄積を100%出すこと。』


『100%出すために必要なこと』は、試験委員の難しい書籍を読了することなのか、それとも一度解いた問題を何度も繰返し解くことなのか、それとも初見の問題に数多く触れて現場対応力をあげることなのか。


・・・どれも必要で、少なくとも決してムダにはならないだろう。結局、唯一無二の方法はないということか。




あと2日ほどで大塚宗春・辻 正雄共著の「管理会計の基礎」が読み終わる予定。はっきし言って難しい。初学者が読むべき本ではないだろう。しかし、本試験のエッセンスを随所に感じることができる。まだ半分しか読んでいないが、結局は管理会計も何のためにあるかというと、経営目標を達成するための一手段である、という結論に行き着く。

       

少なくとも小生にとっては読む価値がありそうだし、読了後は読んですぐ忘れないように、サマリーにしてまとめたい。


難著の読了後は、以前解いた問題にひさびさに取組み、財務のアウトプットをするつもりだ。色々試していく中で総合的な財務のチカラが底上げされ、試験当日にチカラを100%を出せる自分になれる、と信じる。

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2007/12/23 (Sun) 10:50
AAADの財務対策

2007年ストレート合格の夢がAAADで玉砕した小生にとり、財務の徹底強化は最優先のマストDO。


そんな小生が、自分の自分による自分のために編み出した財務徹底対策

① H14~H19 財務過去問むしゃぶり尽くし
(H14はまだ未体験、H15も1,2回触れた程度。2008年二次筆記受験までに、日本で一番過去問を皿回した男を目指す)


② 2008年の予備校教材、各校模試
予備校のカリキュラムの中のアウトプット、いくつか受ける予定の模試、当然本番のつもりで毎回真剣勝負する


③ 他校の財務の問題集
今のところ、「会計のTAC」と言われるTACの問題集を考えている。財務は出題に各予備校のクセが顕著に出るため、色んなタイプに触れて初見対応力を上げることが重要だと考える(TAC生の方、どなたか二次でおススメの財務問題集があればお教えください)


④ 難解な書物に挑戦
二次筆記終了後の情報収集の中で情報を得た、
「意思決定会計講義ノート(通称イケカコノート)、大塚宗春著」
「財務管理と診断、菊井高昭・竹本達広著」
「管理会計の基礎、大塚宗春、辻正雄著」
にチャレンジする。イケカコノートは問題集なので少しずつ進めていく。下2冊はハードカバーの本なので、内容を「理解」することに努める。それにより、財務の総合的な力が底上げされると考えている


⑤ H19予備校アウトプット・模試等財務皿回し
今年チャレンジした予備校のアウトプット教材×3、模試×2、計5つの教材がある。これをもう去年の教材だからといって廃棄する理由はない。当然今年何回も繰返したが、まだまだ得るべき要素はある。教材を捨てるのは、2008年筆記に受かってからだ


⑥ 一次の過去問
計算力・勘を落とさないため。まあそこそこで。息抜き程度に行う。ちなみに一次の財務はそこそこ点数良かった。苦手意識もなかった。でも二次では玉砕。




当然、財務以外の科目についても学習を怠らない。


本当にそんなにこなせるの?消化不良にならない?

大丈夫です。自分のペースは知っています。その上での、無理のない課題設定です。重要だと考える順に番号を振っています。過去問については、財務に限らず全ての事例において本番前までに受験生の中で一番過去問を皿回した男を目指します。

小生は嫁以外に、自分の人生において『来年絶対に筆記を突破して診断士になること』以上に大事なものはありません。2008年も、毎月100~200時間の学習を継続します。


08.12.17追記
結局今年はこの後も手を広げすぎて、こなすことができないほどの量になってしまいました。ですが、当時真剣に考えた上記の対策は、今でも自分に活きる内容であると思っています。





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2007/12/22 (Sat) 21:30
502オフから帰ってきたので今から勉強します

どうも、journeyと申します。

ただいま502オフから帰ってきますた。

小生シャイボ~イのため、あまり多くの方とお話させていただくことができませんでしたが、今日の目的の1つでもあった、どうしてもお話したい方の数人とはお話することができましたし、何よりも、今年激戦を勝ち抜かれた方の勇姿をこの目に焼き付けてきますた。ちくしょう。。。超輝いていたぜ。。。。。。。。。


あまりのくやしさに、くやしくて涙が出そうになりました。


オレユニさんが作成されたムービーを見て、来年は自分がその主人公になるのだと心の中で固く誓いました。

まずはスタッフの皆様、素敵な会を催してくださり、誠にありがとうございました。
まちがいなく、明日に向かってのエネルギーにつながりました。


>ぺぱちぇ先輩
どうしてもお話したかったので、今日少しでもお話できてうれしかったです。本当はもっとお話したかったですが、今年自分は実力が足りなくてスパイダーマソになることができなかったため、来年スペイダーマンになってから色々お話させてください。
今後、小生のブログでペパチェメソッドからインスパイアさせていただいて記事にさせていただくことがあるかと思いますので、何卒ご了承ください。その際はちゃんとリスペクトの意を表します。

>ろんどん3様
その節は再現答案参考にさせていただき、誠にありがとうございました。親切さに甘えて、また質問させていただくかもしれません。今後のご活躍を祈念しております。

>toship様
イメージどおりの方でした。今度コラボしてAとBのメソッドを融合させましょう。我々の目標はまず2008年筆記試験合格、のみです。

名刺交換させていただいた方々
をを、この方があの人なのか、というオフ会ならではの醍醐味がいくつもありました。診断士の方からは刺激をいただきましたし、受験生の方はお互いがんがりましょう!!


こちらをもって、大変失礼ながら本日の御礼とさせていただきたいと思います。
ありがとうございました。

今日は本当にパワーをもらいました。

金メダルもらった方で、ムービー見てるときに涙をながしていらっしゃる方をお見かけしました。小生も来年は絶対金メダルもらいたいです。


それでは、来年受かりたいので今から勉強します。


2007/12/21 (Fri) 22:14
昨日の気づき:死ぬほど努力すればいいだけ

昨日は信頼する師に、H19事例Ⅳの企業のあるべき姿、そして小生の2008年の学習計画についてカウンセリングを受けた。2時間近くたっぷりお話をいただいたが、その間、具体的にあれをせい、これをせい、というのは1つもなかった。


でも不思議なことに、お話しているうちに自分が明日から何をすればいいのかがどんどん自分の中で勝手に整理されていった。ひょっとしたら、小生に『中小企業診断士としての暗黙知』を体得させるために、あえて具体的な内容を指し示さなかったのか、とさえ思った。


また、話している内容は全て論理が一貫しており、付け入るスキのない説得力があった。


何でこの人はこんなに頭がいいんだろう、と思った。


そして分かった。


この人は死ぬほど努力をしたから、頭がよくなったんだ、と。


おそらく、掛け算の九九ができない大人は殆どいないだろう。

それはなぜかというと、小学校2年生のときに繰返し繰返し、体得するまで練習したからだ。


小生が一次の後に付け焼刃で『覚えた』知識は、かなりの部分抜け落ちていた。それは、情報として『覚えた』ものは遅かれ早かれ『忘れる』ということ。しかし、九九のように『体得した』知恵は絶対に忘れない。


その域に達するために必要な作業。

実に単純だ。

死ぬほど努力して体得して『知恵』にすればいいだけ




そして、小生は今までの活動で、『情報』→『知識』→『知恵』という昇華プロセスの中で、『知恵』まで昇華すべき『情報』、さらに突っ込んで言えば『二次筆記試験に合格するために必要な情報』は、すでに十分過ぎるほど収集してきた。


あとはこれらの『情報』を『知恵』に昇華させるために、自分が死ぬほど努力すればいいだけ。覚えられないなら、覚えるまでやればいいだけ。忘れるなら、忘れないようになるまでやればいいだけ。

その域まで達することができれば、たとえどんな角度から聞かれても答えることができる。













という至極単純な事実に、改めて気づかせていただいた。
考えてみれば、当たり前のことなんですね。







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2007/12/16 (Sun) 08:31
世界最高の応援団

journeyです。
今から嫁自慢をします。










うちの嫁は、世界最高の嫁です。

この資格に挑戦することを決めたとき、「あなたの夢を応援する。」ということで予備校のお金30万円をポン!と出してくれました。

勉強絶頂期(2007年7月~9月)は、

一切家事をしない
休日は一切どこにも連れて行かず、土曜は予備校、日曜は図書館にこもる
平日は早朝も、帰宅後も勉強しかしない

そんな私に対して、嫁は

家事全般をこなす
朝と夜、おいしい食事を作ってくれる
昼休みに勉強できるように、毎日弁当を作ってくれる

という行為で応えてくれました。

12月7日、不合格&来年の挑戦願いを職場からメールで伝えた私に対して、
「そうですか。とりあえず、ようやくお疲れ様ですね。仕方ありません。きちんと現実を受け入れて来年に向けて頑張りましょう!!!私は応援します!!!」
と返信してくれました。

12月13日、私の不合格通知を先に確認してもらった際、AAADという評価に、私のかわりに嫁が悔しさのあまりに涙しました。



もう一度言いますが、うちの嫁は、世界最高の嫁です。

以前こんなエントリや、こんなエントリで書いたとおり、残念ながら職場からインスパイアされることはあまりないのですが、応援者(世界最高の嫁)の存在があるので、私もがんばれるのです。否、むしろ嫁も応援者ではなく、共に戦っている「仲間」です。

2007年 中小企業診断士二次試験で敗退
2008年 中小企業診断士合格!!
2009年~2010年 中小企業診断士試験の先にあるもの
2011年 中小企業診断士として超名前が売れる
2012年 ベストカップル賞受賞(゚Д゚)ウマー

というわけで、5年後に夫婦でベストカップル賞(こんな賞あるのか?)の受賞を狙っています。その節は何卒宜しくお願いします。

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2007/12/14 (Fri) 21:32
再現答案事例Ⅳ(評価D、述懐つき)

平成19年 中小企業診断士二次試験 再現答案

※ 再現答案のため、字数制限に満たない解答が多々ありますが、本番では全ての問題において、誤差2文字以内で収めています。つまり、「書く技術」はそれなりに備わっていた、ということです。

※ 予想C→結果D(まさかDとは思わなかった。感想は後述)

事例Ⅳ
第一問(25点)
① 売上高総利益率 22%
唯一の収益源である取扱薬局の減少による売上高の減少に対応せず、新たな販路を開拓しないため、粗利益段階での収益性が悪化した。
② 固定資産回転率 2.09回
新製品を開発するための設備投資を行っていないため、資産が有効に活用されず、資産の効率性が悪化している。
③ 従業員一人あたり売上高 19.33百万円
従業員を効果的に活用せず、既存の製品開発や商品の販売に終始しているため、従業員一人あたり売上高が低下している。
自分では2/3は書けた!!と思っていたが、それでもDか。。。他の人の答案(特に事例ⅣがAで不合格の人の答案)を集め、事例ⅣでAを取るために必要なものを追求したい。

第二問(25点)
設問1
50.0%  1,285百万円
設問2
唯一の収益源である取扱薬局の減少により売上高が減少し、固定費の負担が重くのしかかり、限界利益や営業利益が悪化する。
ハイ、まずこの記述でやっちまってます。「固定費の負担が重くのしかかり・・・」って。。。全然損益分岐点分析になってない&全く診断士としての解答になっていない。こんな幼稚なサマリーを中小企業の社長に見せて、一体どうしようというのか。

第三問(25点)
設問1
△22百万円
設問2
設備投資額を抑え、営業CFが多い製造方法を選択し、迅速に研究開発に着手、設備投資を行うべきである。
ここが今回の試験で二番目に「へたこいた~!!」と思った箇所。まず年金現価係数に踊らされ、営業CFの期待値に年金現価係数をかけて、もう1回1.1で割り引けばいいところ、さらにもう1回1.1で割り引いてNPVがマイナスになっちまった。設問2も、NPVがマイナスなのは営業CFが発生するのが遅いからだ!!と考え、「迅速に~」と書いた。管理会計の基本がまったくわかっていなかった証拠。「それぞれどのような意思決定を行うか」という設問の題意にも、全く応えていない。


第四問(25点)
設問1
①保護の観点から、厳正な情報管理体制を整備し、個人情報の流失を防ぐ。②活用の観点から、貴重な顧客情報を製品開発に活かす。
今回の事例で一番「へたこいた~!!」と思った箇所。まず設問1、個人情報と顧客情報は全く異なるものです!!本番では「よし、これで他の受験生と差別化できた♪」とガッツポーズしたが、不合格のほうに差別化が進んでしまった。個人的にはこれが致命的なミスとなり、D判定を喰らったのではないかと考えている。言葉の捉え違いは、題意の捉え違い以上に致命的なダメージにつながると実感。


設問2
資産が減少し、資産で収益を稼ぐ構造から、費用で収益を稼ぐ方法に変化する。
ここは本番では何を書いていいか分からず、思考停止した典型的なケース。以前会社の財務研修で、講師が「IT企業はコンサル企業は資産を持たず、費用で収益を稼ぐ構造である」と言っていたのを思い出し、それをそのまま書いた。インターネット販売に進出しても、D社が製造業であることは変わらないのに。。。与件に基づかず、思いつきで書いても点にはつながらない、という典型的なケースだろう。



事例Ⅳの感想
結局、各設問の、特に記述問題で知識の浅さを露呈し、その結果がD。財務は総合的に底上げしなければいけないと痛感。でもただ闇雲に計算問題や書籍や過去問に取り組むのではなく、各ランクの答案を分析する中で、今回どういう答案がAだったのかを分析し、求められているものを導き出し、回り道をしないような取組みをしたい。


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2007/12/14 (Fri) 21:28
再現答案事例Ⅲ(評価A、述懐つき)

平成19年 中小企業診断士二次試験 再現答案

※ 再現答案のため、字数制限に満たない解答が多々ありますが、本番では全ての問題において、誤差2文字以内で収めています。つまり、「書く技術」はそれなりに備わっていた、ということです。

※ 事例Ⅲも、ほぼ100%の再現率。予想A→結果Aで、やはり納得できた事例。この事例に関しては、全設問のプロットが固まってから一気に書き上げた。終わったあとも、「この事例はできただろう」と心の中でガッツポーズ。


事例Ⅲ
第一問(20点、強み20字×2、弱み20字×2)
強み:一貫体制や夜間配送で短納期を実現している
   最終ユーザーに直接企画営業を展開している
弱み:両面印刷機を持たず、生産能力不足である
   収益性が悪い、広告代理店との取引が多い
与件を見ると、他にも強みっぽいものや弱みっぽいものが散見されたので、他の設問との一貫性を意識。

第二問(20点、120字)
広告代理店との取引は収益性が悪く、最終ユーザーとの接点も少なくトラブルも多いため、既存の得意先との取引に留める。取引に際しては、印刷企画にC社も参画させてもらい、最終ユーザーと直接打ち合わせをすることで、トラブルや印刷予定の混乱を防ぐ。
利益率が低いこと、第1問で弱みとあげたことから、否定的スタンスで書いた。ただ、「既存の得意先との取引に留める」と書いたのはいけてない。せめて、「取引先の選別を行う」ぐらいのスタンスで書ければよかった。

第三問(20点、140字)
管理すべき項目は、受注、納期の状況、生産工程や工場の進捗・余力状況、顧客から受領するデータや印刷データ、生産予定である。これらの項目を、インターネットを利用してリアルタイムに共有する。お互いの状況が分かることで、営業と工場の相互理解が深まり、受注から生産の業務が円滑に遂行する。
これって、ほぼ毎年聞かれていることですよね?キーワードは思いつくままに入れた。あとは聞かれたことに答えるよう意識した。3文構成で、最後に効果を書くことができたのは、自分の中ではかなりイケテイルと思ったのだが、いかがだろうか?

第四問(20点、160字)
新規事業の展開や競争環境の変化を踏まえ、両面印刷機を導入する。ただし、①生産予定の混乱を防ぐ仕組みの整備、②本社と工場の連絡を円滑に行う体制の整備、を行い、現状でできる限りの残業対応を解消したうえで、設備投資を行う。設備投資に際しては、現有の片面刷りの印刷機を一部売却し、設備投資の資金に充当する。
今年の事例で一番議論が割れた設問。ただ、小生は本番でも、ここは投資する・しないではなく、その内容の論理一貫性や妥当性で点差が開くと判断した。小生の場合は第1問で弱みと挙げたため、それに沿って書いただけ。また、マンパの模範解答は「投資しない」で書いていたが、解説セミナーのときに看板講師の山口先生が「でもこの企業はいずれ両面印刷機を導入しないとつぶれる。大事なのは、①何のために導入するのか(繁忙期対応って書いたらアウト)、②いつ導入するのか、そしてそれをどう書くかだ。」と言っていた。まさにその通りと思った。

第五問(20点、140字)
新規事業への取り組みの強化をアドバイスする。①一貫生産体制を生かし、顧客への短納期対応が可能なため、②高付加価値のサービス提供により、高収益が期待できるためである。個人情報には厳正な管理が要求され、繁雑な業務が増えるため、生産・配送体制を整備するとともに、管理体制を強化する。
ここも、設問の趣旨は新規事業に力を入れることを前提としていると判断したので、その通りに書いただけ。あとは個人情報の管理に気をつける旨をしっかり書いただけ。



事例Ⅲの感想
事例Ⅲに必要な知識はなかなかイメージでは浮かんでこないが、最近の本試験の事例Ⅲはオペレーションが聞かれることが殆どないため、この傾向が続くのであれば実は取り組みやすい事例なのではないかと思う。でも、だからと言って知識が不要なわけではない。TBCの模範解答を見て「なるほど、そういう捉え方もあるのか。」と思った。事例を解く上で、確かな知識は強力な武器になる、ということを(後から)実感した事例。今後も事例Ⅲに限らず知識を深めるための学習は怠らない。

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2007/12/14 (Fri) 21:27
再現答案事例Ⅱ(評価A、述懐つき)

平成19年 中小企業診断士二次試験 再現答案

※ 再現答案のため、字数制限に満たない解答が多々ありますが、本番では全ての問題において、誤差2文字以内で収めています。つまり、「書く技術」はそれなりに備わっていた、ということです。

※ 事例Ⅱは、ほぼ100%の再現率です。予想A→結果Aで、その点は納得できた事例でした。

事例Ⅱ
第一問(20点)
設問1(30字×2)
従業員の技能や顧客対応力を活かし、顧客との絆を強固にする。
長年で培った地元業者との信頼関係を生かし、売上向上策に活用する。
何が強みかは与件文を見れば明確なわけで、できるかぎり設問の聞かれたカタチにしよう、と30字でうまくまとめたつもり。

設問2(80字)
業務用の専門品と、DIY用品の品揃えを強化する。長年で培った地元業者との信頼関係を守り、消費者の趣味の需要に対して高付加価値なさービスの提供を行うためである。
これも与件を見れば、どんな品揃えを強化すればよいかは明らか。また、設問1で挙げた強みをいかす、ある意味セオリーどおりです。

第二問(30点、100字×2)
1:各種イベントや講演会を積極的に行う。B社の従業員の技能や顧客対応力、長年で培った地元業者との関係を生かし、顧客と直接接することで、顧客との関係性が強化され、顧客生涯価値の向上につながるからである。
2:インテリアプラン提案サービスを強化する。有資格者の技能を生かして高付加価値のサービスを提供しており、B社のプランをそのまま採用する施主が増えているためである。
今後成長が望める施策を与件からそのまま抜き出した。ただ、文章表現等、「書く技術」には改善の余地ありと思っている。

第三問(30点)
設問1(80字)
大手ホームセンターは、チェーンオペレーションを生かした流通パワーで、総合的な商品の品揃えを展開している。B社は、地元のつながりを生かし、専門品を充実させている。
おそらく本番ではみんな「流通活動って何じゃ!?」ってテンパったであろう設問。小生は、「多店舗展開」は流通活動とは関係ないのではと思い、あえて「流通パワー」と言い換えてみた(造語?)。あと、品揃えで切ってみた。

設問2(80字)
大手ではカバーしきれない少量で専門品の取扱いを充実させる。取引先との長年の付き合いを生かして大手との差別化を進め、地域資源を活用して生き残りを図る。
ニッチを狙うのが中小企業のセオリーのため、そういった書き方を心がけた。また、強みを活かすのも定石。地域資源は、07白書で散々言われていたので、とってつけで書いただけ。でもきれいにまとまったか。

第四問(20点)
設問1(50字×2)
1:指導員の育成、知識・技術向上のために、積極的に社員を技術研修に参加させ、能力開発に努めている。
2:報奨制度、特別昇給、顧客対応No.1社員への表彰、一日店長の体験等により、従業員の士気向上に努めている。

設問2(100字)
ESを向上させることで顧客に対するサービスの質が高まり、相対的にCSが向上する。各種イベントや講演会におけるきめ細かい対応、高付加価値なインテリアプラン提案サービスの提供により、顧客満足が向上するため。
サービスマーケはもはや事例Ⅱの定番と化したのか?ここはある程度勉強した人なら大体書けるでしょう。


事例Ⅱの感想
全体的に書かせる文字数も少なく、与件文も短く、取り組みやすい事例だった。だからこそ、ちょっとした言葉やキーワードの使いようで、点差が開くと感じた。今後も、自分が考えていることを100%伝えるための「書く技術」の研鑽は、止むことを知らない。



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2007/12/14 (Fri) 21:24
再現答案事例Ⅰ(評価A、述懐つき)

平成19年 中小企業診断士二次試験 再現答案

※ 再現答案のため、字数制限に満たない解答が多々ありますが、本番では全ての問題において、誤差2文字以内で収めています。つまり、「書く技術」はそれなりに備わっていた、ということです。
※ 予想B→結果A

事例Ⅰ
第一問(10点、100字)
①マクロ面では、宝飾品は専門品、嗜好品であるため、景気動向に自社の業績が左右される。②ミクロ面では、消費者のニーズや好みの影響を受ける。③内部の面では、優秀な従業員を継続雇用・育成する必要がある。
いかにも「不透明さ、複雑性」で切ってくださいと言わんばかりの設問だが、それに捉われて試験委員の考えから大外れしてしまうのがこわかったため、環境分析の定番切り口である「マクロ環境・ミクロ環境・内部環境」で切った。結果として、これでよかったと思っている。


第二問(15点、150字)
メリットは、①立地条件や有名百貨店、大手ショッピングセンターの知名度を生かした集客効果が高い。②相対的に高所得の優良顧客候補の来店が多い。デメリットは、①A社の知名度が低く、他のブランドと比較された際に埋もれやすい。②売り場面積が限られるため、A社の商品をフルラインで紹介することができない。
ここはちゃんとメリデメを書ければ、そんなに点差は開かないでしょう。

第三問(15点、150字)
直営店を、認知度向上や情報発信の拠点として活用する。①都心の好立地を活かし、周辺店と連携して、PR活動を行なう。②外国人デザイナーを来日させ、国内での認知度を向上させるとともに、海外の顧客を誘致する。
ここは人により、組織で書いたかマーケで書いたか、大きく二分されるのでは。「外国人デザイナーの来日」は、本番では瞬時にサマンサ・タバサの戦略が思い浮かんだ。これでも与件に基づいているつもりだが、おそらく世界に1つだけの解答だと思われ。


第四問(45点)
設問1(15点、100字)
Xブランドは高級品なので、商品の回転率が低い。そのため給与水準や業績の反映度に貢献されず、年齢や業界経験年数の高い従業員の満足度が、相対的に低い傾向を示している。
本番では100字書いたが、内容はこんなもの。一番テンパった設問。読み込み、考えが浅かったので、契約社員のことまで思いが至らなかった。商品回転率って・・完全にマーケ。。。間違ったことは書いていない・・・のか?

設問2(15点、100字)
インストアショップは2~3名の少人数で運営しているため、人間関係が硬直化し、責任権限の委譲や円滑な部門間連携、迅速な意思決定がなされない。そのため、インストアショップの従業員の満足度が相対的に低い。
間違ったことは書いていないはず、と思いながらも、設問3との切り分けに四苦八苦。

設問3(15点、100字)
インストアショップは2~3名で運営しており、人間関係が硬直的で、個人の不満が溜まりやすい。解決策は、積極的にローテーションを行い、人事交流を活発にすることである。
設問2とも内容がかぶり、完全にやっつけ。将来像やキャリア、上司に対する不満が、果たしてジョブローテーションのみで解決されるのだろうか。本番では100字書いたが、ここもあまり点は入っていないと思われ。

第五問(15点、100字)
①売上面で、積極的なブランド認知度向上策の採用や、FSPによる優良顧客の囲い込みにより、客数と客単価の向上を図る。②原価、費用面で、仕入価格の減額交渉や業績連動型賃金制度の導入により、収益性の向上を図る。
ここは一番力を入れた。「収益」構造の改善なので、売上向上策と利益を出すためのコスト削減策で切り分けた。


事例Ⅰの感想
第4問がコア設問と分かるも、何を問わんとしているのか全く分からず。考えれば考えるほど何を書いていいか分からず、結局与件べったり。設問2と3は内容がかぶりマクリスティ。しょうがない、他の設問で取れるだけとり、事例ⅠはB狙いで行こう!!と決めるも、書かせる字数も多く、パニック寸前になった。本試験の怖さを思い知った事例。まさかAとは思わんかった。でも限りなくBに近いAだろう。今後の分析は、止むことを知らない。


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2007/12/13 (Thu) 19:07
予想:BAAC 結果:AAAD→総合B

journey@職場です。
妻に診断協会からのはがきをピリピリ開いてもらい、結果を通知してもらったのだが。。。


結果:
事例Ⅰ→A
事例Ⅱ→A
事例Ⅲ→A
事例Ⅳ→
4科目の総得点→B



って。。。。。。。。。。

。。。絶句。。。


あと少しで、ストレート合格が手に入る位置にいたのか。。。。



・・・ただし、事例Ⅰ~Ⅲについては、小生の勉強の仕方は間違っていなかったということ。そして、事例Ⅳに穴があると踏んでいた結果も予想通りでした(さすがにDはないと思ってましたが。。。)



逆に、取り組むべき方向性や内容は明確になった!!
なぜ今回事例フォーがこけたのかも分かっている!!

小生は、自分が信じた道を貫き通します。


明日か明後日には、AAAD→Bの不合格再現答案を述懐付きで晒します。

どうぞ皆様、参考になさってください。
とはいえ、自分としてはAと言えども特Aではなく、限りなくBに近いAだと思っている(特に事例Ⅰ)。そういった意味では、「何だ、こんな答案でもAなのか。」ってのもお分かりいただけるでしょう。そして、何故この財務がDなのかが分かれば、あなたの筆記試験合格は近い!!かも。


2008年は特A・特A・特A・Aで、ぶっちぎりの合格を果たす。合格者の再現答案や各予備校の模範解答をそれぞれ比較する中で、B・A・特Aの違いも何となく見えてきた(気がする)。


800人の中に入れればいい、なんてもんじゃない。

2008年、絶対に4,000人の中で1番をとってやる!!





※後学の方へ
注1:特Aなんて評価はありません。

注2:合格者の順位なんて分かりません。

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2007/12/12 (Wed) 19:12
二次試験に必要なスキル

二次試験に必要なスキルは以下の5つと見つけたり。

1 読む技術
文章を「正確に」、「早く」読む技術
(読む技術が粗雑であったこと、そもそも「読む技術」も必要であったことを今年の本試験で痛感)

2 考える技術
問われていることは何かを迅速に把握し、構造化する技術
(この技術の習得が致命的に欠けていたことを、今年の本試験で超痛感)

3 書く技術
構造化した思考を、100%伝えるために明快な文章に変換する技術
(モレはストレートのときにこればっかり磨いていた。完全にシングルループ学習だった。)

4 現場対応力
不足の事態(設問の意図がまったくわからな~い、等)が起こった際に、瞬時にパニック状態を立て直し、被害を最小限に食い止める技術
(今年の本試験でその必要性を痛感)

5 知識
知識には2種類あると見つけたり。すなわち事例を解くに際し、①絶対必須の知識、②あると便利な知識。①は、これがないと勝負の土俵にすら乗れない知識。(これすらも不十分であったことを実感。言葉を知らなさ過ぎる)②の知識は、あいまいな覚え方のまま使い方を間違えるとマイナスに作用する諸刃の剣の知識。ただし、しっかり立脚した知識であれば、効果的に使えれば差別化要因になる。



こんなところか。特に2の考える技術の習得が完全に甘かった。楽なほうに流れていた、シングルループ学習に陥っていた証である。


2008年は、特に「考える技術」を向上させることを意識して学習を進める。






自分には何が足りないから不合格だったのかをもう一度「考える」。

不合格の原因を「考える」。

どうしたら合格答案を書けるようになるのかを「考える」。

明日か明後日には結果通知が届くが、なぜ結果がそうだった(A~Dのいずれか)のかを「考える」。

またそれがなぜ自分の予想と違ったのかを「考える」。

2008年の勉強計画を「考える」。

過去問を繰り返し解くことの意義を「考える」。

予備校の演習で新しい事例に触れることの意義を「考える」。




与件文を見て、その企業の問題点・課題を「考える」。

その事象が起こっている原因は何かを「考える」。

設問の意図を「考える」。

その企業の短期・中長期それぞれのあるべき姿を「考える」。

社長は何を欲しているのかを「考える」。

試験委員は何を問わんとしているのかを「考える」。

これらのことがきちっとできれば、筆記試験合格にぐっと近づくと考えている。そしてそれは受験生の立場から見るととてつもなく難しいことのように思えるが、実は「何だそういうことなのか。」ということのような気がしている。

どんな勉強方法を採用するのかは手段でしかなく、結局は自分自身でとことん考えて考えて考え抜いて、それを次の行動につなげた人が合格しているのではないか、と見ている。


08.12.17追記
これはH19の初挑戦敗退時に考えたことである。今でも概ね考え方は変わらない。

二次試験突破のために必要なスキルは、上記の5つであると考えている。






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2007/12/09 (Sun) 22:05
今日の勉強(H19合格答案収集)

今日は502ブロガーの方で、貴重な(合格)再現答案をアップされている記事の収集、エクセルへの落とし込みを済ませた。

貴重な資料を(勝手に)拝借させていただいのは下記の方

Nancy様
お気楽ライダー様
ロンドン3様
yoshi様

貴重な合格再現答案をアップされている方々、この場を借りて御礼申しあげます。

そして、各事例の与件文も全てエクセルへの落とし込みを済ませた。これで、いつでもどこでも本試験事例に瞬時に触れることができる体制が整った。

今年の本試験事例の徹底分析はまだ始まったばかりである。今年の本試験事例は最も貴重な実験資料である。何しろ、ストレート狙いであった小生が唯一体験した本試験事例なのだから。360度評価バリに、そして噛めば噛むほど味が出るイカせんべいのようにむしゃぶり尽くす。


しかし、自分では同じような内容を書いているつもりでも、ちょっとしたミスや稚拙な言い回しや思い違いなどの積み重ねで総合点数が違ってくるんだろうな。。残りの10ヶ月は、そういうのを逐一潰していく期間になるだろう。



診断協会から結果通知が来たら、小生の不合格答案も、ランクと述懐付きでアップします。後学の方のご参考になれば幸いです。




妻に、もう1年許可をもらった。この1年は、勉強した結果やプロセスに自己満足するためにもらったわけじゃない。「診断士合格→そして診断士へ」、欲しいのはそれだけ。てゆうか、それが欲しいのだ。超欲しい。死ぬほど欲しい。合格したい。診断士になれるチャンスは、年に1回しか訪れない。合格するために、望ましいことは何か。

やはりあれだな。

時間の積み重ねのみが合格の要因ではないが、それでも時間を積み重ねることで不利になることはない。2007年7~9月は毎月200時間勉強した。2008年10月まで、毎月100時間以上の勉強は余裕っちでマストDoだろう。「猛烈」が小生の競争優位の源泉である。
「今度は二次本科だから余裕がある。」と余裕ぶっこいている場合ではない。



ストレート狙いの皆さん。小生は、2008年もストレート狙いバリに、診断士の勉強に専念し、時間を割くことをここに誓います。「まあ、そこまでやんなくても受かるヤツは受かるけどね。」とか、そういう言葉には一切耳を貸しません。


09.1.4追記
時間の確保も大事ですけどね。。特に1,2年目はそうでしょうが、3年目以上ともなるともはやそれだけでは通用しないので、質と密度の向上に気を使います。




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2007/12/08 (Sat) 10:15
リスタートに向けた2007年総括(超長文注意)

診断士の勉強(1年目)
2005年9月:既に2007年の受験を視野に入れ、ストレート合格を絶対掴み取ることを心に誓う。そして2007年にストレート合格した後、夫婦二人の夢である『中小企業診断士の先にあるもの』を叶えよう、と妻と固い約束を交わす。

2006年4月:ネットで情報を調べ、二次の勉強で評判がよかったTBCに入校。
2006年6月:簿記2級を取得。ただし、簿記終了後は全く勉強が手に付かない日が続き、9月ぐらいからやっと本腰を入れて勉強するようになったものの、2006年は360時間程度しか勉強しなかった。

2007年1月:ようやく本格的にエンジンがかかり、毎月100時間以上勉強するように。ストレート合格には、早め早めの本格的な二次勉が必須であることは認識していたものの、それまでの遅れを取り戻すべく、やヴぁいやヴぁいと思いながらも、一次に注力せざるを得ない日が続く。

2007年7月:晴天の霹靂の人事異動を受ける。職場環境の激変。精神的に超追い詰められたが、だからこそやばいくらいに勉強に注力した。端から見たら、完全にうつ病。7,8,9月は、毎月200時間程度勉強した。勤め人が毎月200時間勉強するのだから、当然仕事はそれなりに済ませ、毎日睡眠不足の日々。おかげで一次は突破したが、2007年前半で二次勉をさぼった代償の重みを痛感する日々が、8月の一次試験直後から続く。

2007年9月:勉強仲間との日々のメール等でのやりとりや鬼のように過去問を皿回す中で、毎日が気づきの連続の日々が続く。試験に受かるために必要なスキル、合格答案と不合格答案のちがい、様々なモノが可視化されてきた。自身の成長をもっとも感じることができたのがこの9月。ここで得た勉強仲間との絆は、一生の宝物。過去問、予備校の解答解説、ブロガーの秀逸な記事、参考書、仲間のアドバイスなどから、自身で「これは!」と思った気づきのかけらを、KJ法よろしく収集し、自分なりに整理した「魂の二次ノート(まとめ集)」を作成。最終的にそれだけでルーズリーフ30枚程度になる。

2007年10月:前月までに、死ぬほど勉強時間は確保した。もう今月はガリガリやってもしょうがないので、軟着陸に努め、切り口や気づきや知識の整理・確認・暗記に重きを置き、事例をガリガリ解くことはしなかった。ただし、圧倒的に現場対応力が不足していると認識しており、そのことを考えると不安になったが、不安になっても仕方ないので、精神論のみで自分を鼓舞し続けた。「大丈夫、俺は合格する」と。

2007年10月21日:事例Ⅰでテンパる。何だこの問題は!?第4問、与件に根拠がないじゃないか!?しょうがない、与件丸写しで、他の設問は個別対応だ!・・・から始まり、とにかく本試験には魔物が潜んでいることを痛感した。でもやるだけのことはやった。体調も完璧だった。自分の実力以外の要素は、全て完璧だった。これでダメだったら、今年は残念ながら受かるだけの実力が着いてなかったんだ・・・。終わったあとに、そう思えた。そして落ちた。


なぜ今回不合格だったか
・受かるだけの確かな実力が着いていなかった
・辛く苦しく手間と負担がかかる勉強を避け、楽な勉強に逃げた
・勉強時間を確保する自分に酔い、シングルループ学習に陥っていた
・予備校の講師の教えを忠実に守らなかった
・現場対応力が不足しており、当日現場でテンパった


来年の学習指針
再度、TBCに通う。今回の試験終了後、さまざまな予備校のセミナーに赴いたり、模範解答を収集したりして、よその文化に触れた。当然のことながら、よその看板講師も、実に魅力的で素晴らしい人たちだった。実力もあるし、話す内容も明確だし、人格者だし。だからこそ、TBCでもう1年頑張ろうという気持ちが強固になった。トップ講師と呼ばれる人たちは、表現の仕方こそ違えど、やはり根本の部分で教える内容は共通している。自分が今年二次試験に落ちたのは、予備校が悪かったからではない。どこの予備校だって受かる人は受かるわけだし、逆を言えばどこの予備校だって受からない人は受からない。だからこそ、来年はTBCに通い、10ヶ月かけてじっくりと二次の勉強に取組み、講師の教えを忠実に守り、磐石の態勢で合格を掴み取る。


生活全般
株式投資:やはり、診断士勉強中はそこまで頭が回らない。ただし、視野を広めるための業界研究は役に立つと思うので、その観点からは細々と株式投資の勉強も続ける。
肉体改造:勉強期間中ほぼ運動をしなかったため、かなり体がたるんでる。もともと太りやすい体質なのだが、今年1年は仮面ライダーの体を目指しながら勉強もがんばる。筋トレは何より気分転換にもなるし、小生が尊敬してやまない渡邊美樹も、「自分を律しきれない人間が大事を成せるわけがない。」と言っている。
読書:試験終了後に経営戦略関連の書籍を30冊程度読了する中で、いかに自分に全般的な知識が不足しているかを痛感した。同じ事例をただ皿回しする、「それだけ」では真の実力は身に付かない。その意味で、視野を広げるための情報収集は続けたい。
一番大事な妻との時間:今年は本当に勉強しかしなかった。妻には本当によく支えてもらった。家事は一切しない、飯を作らせる、昼は弁当作らせる、休日はどこにも連れていかない、こんな俺を妻は1年支えてくれた。それなのに俺ってヤツは、結果を出せないダメ野郎だ。。。ごめんよ。。。妻。。。結果を見た直後、「来年もう1回だけチャンスをください。」と言った俺に、君は「とりあえず、ようやくお疲れ様でした。仕方ない。現実を受け入れ、来年もう1度がんばりましょう。私は応援します!!」と言ってくれたね。。うう。。。(号泣)来年は一緒に感動の涙を流そう。あと1年だけ、よろしくお願いします。


とりあえず2007年12月の勉強方針
H19本試験事例の徹底分析:自分に何が足りなかったから不合格だったのか。その真因を突き止める。
マインドマップの作成:これは二次知識の定着のため。詳細は後日。
H18以前の過去問の整理(9月に超やったので、比較的にスムーズに導入できると想定)。
溜まっている書籍の全読了。そして、2008年の大日程計画の作成。小生は、来年は一次は受けない。これは、受けても意味がない明確な理由がある。これも詳細は後日ブログにアップする。

今月からガリガリ事例を解いても仕方ないでしょう。今月は上記内容に取り組みながら、来年受かるための下準備を進めます。

大丈夫!!今年は気力も充実している!!7月~10月はまちがいなく超がんがったから、基礎力もある!!あとは2008年、合格するための取組みを10ヶ月間継続すれば、2008年には間違いなく合格だ!!!


今年受かった皆さん!!仲間になれなくて、超悔しいです!!でも来年、絶対に皆さんのあとに続きますので、死ぬ気で夜露死苦!!

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2007/12/07 (Fri) 13:03
H19中小企業診断士二次試験・結果

こんにちは。journeyです。

落ちました。私の受験番号は、診断協会のHPに
載っていませんでした。


・・・HPを見て、3分ほど気絶しました。


そして、

「合否いずれにせよ受験は今年限りにして、2008年から新しい夢に挑戦する」

という前言を翻し、来年満を持してもう1回挑戦することにしました。

来年こそは絶対に受かります。



もう1年、辛く苦しく楽しい期間を過ごします。
自分に何が足りなかったから不合格だったのか。
自分ともう一度向き合い、敗因をしっかりと分析します。

皆様、今後ともどうぞ宜しくお願い申しあげます。

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2007/12/04 (Tue) 23:25
TBC講師のブログ記事に感銘

いつもチェックしているが、本日と昨日のTBCの木下講師と田中講師のブログ記事には、特に感銘を受けた。


結果は「合格」「不合格」しかない。

そして不合格の場合の選択肢は「来年再チャレンジする」「来年受けない」しかない。


合格していれば、もちろん来るべき口述に向けて万全の対策を採るのみである。そしてその後に続く『中小企業診断士試験の先にある夢』に向かって、やりたいことをどんどん実現させるために走り続けるのみである。

不合格であれば、そして「来年再チャレンジする」のであれば、12月7日から学習を再開する。


落ち込んでいるヒマはない。10月22日から今に至るまで、自らのふがいなさ・未熟さ・甘さに十分落ち込んできた。そして、ただ「待つ」だけのつらい日々も、あと少しで終わりだ。12月7日以降は、毎日ちょっとムリをしないと、理想の自分にはたどり着けない。



俺は、中小企業診断士になりたい。


この想いは、中小企業診断士にならないと晴らすことができない。

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2007/12/02 (Sun) 23:26
いよいよ今週か・・・

今回は厳しい結果になると踏んでいるが、そのことを考えて落ち込んではいない。何故なら、自分に何が足りなかったのか、あと何が必要なのかを、試験終了後にしっかりと分析することができたからだ。

来年再チャレンジする運びになった際は、今年みたいに勢いだけではなくもっと確信を持って勉強を進め、必ず合格を掴み取る。


とはいえ、試験は相対評価なので、自分では絶対落ちた~!!と思っていても、受かるということもあるだろう。だがしかし、それは結果であって、自らの能力が保証されたということにはならない。事実、試験終了後に様々な書籍に触れる中で、いかに自分に知識が不足しているかを痛感した。

一刻も早くペーパーチェイスを終えたいのはやまやまだが、高みを目指すための勉強に終わりはない。




というわけで、長いようで短いようで、でも一日千秋の想いで待ちわびた合格発表が、ついに今週金曜日に迫りましたな。スタートダッシュを切る、そして高みを目指す2合目としての記念すべき日になる。



合否いずれにせよ、結果が白黒ついた時点で、試験直後に手をプルプル震えさせながら作成した再現答案を、述懐付きで掲載いたします。

もし万が一受かれば「こんな答案でも受かるんだ」という証明として。

落ちれば「なるほど~これが〇ランクの答案か~」という参考として。


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