診断士の勉強(1年目)2005年9月:既に2007年の受験を視野に入れ、ストレート合格を絶対掴み取ることを心に誓う。そして2007年にストレート合格した後、夫婦二人の夢である『中小企業診断士の先にあるもの』を叶えよう、と妻と固い約束を交わす。
2006年4月:ネットで情報を調べ、二次の勉強で評判がよかったTBCに入校。
2006年6月:簿記2級を取得。ただし、簿記終了後は全く勉強が手に付かない日が続き、9月ぐらいからやっと本腰を入れて勉強するようになったものの、2006年は360時間程度しか勉強しなかった。
2007年1月:ようやく本格的にエンジンがかかり、毎月100時間以上勉強するように。ストレート合格には、早め早めの本格的な二次勉が必須であることは認識していたものの、それまでの遅れを取り戻すべく、やヴぁいやヴぁいと思いながらも、一次に注力せざるを得ない日が続く。
2007年7月:晴天の霹靂の人事異動を受ける。職場環境の激変。精神的に超追い詰められたが、だからこそやばいくらいに勉強に注力した。端から見たら、完全にうつ病。7,8,9月は、毎月200時間程度勉強した。勤め人が毎月200時間勉強するのだから、当然仕事はそれなりに済ませ、毎日睡眠不足の日々。おかげで一次は突破したが、2007年前半で二次勉をさぼった代償の重みを痛感する日々が、8月の一次試験直後から続く。
2007年9月:勉強仲間との日々のメール等でのやりとりや鬼のように過去問を皿回す中で、毎日が気づきの連続の日々が続く。試験に受かるために必要なスキル、合格答案と不合格答案のちがい、様々なモノが可視化されてきた。自身の成長をもっとも感じることができたのがこの9月。ここで得た勉強仲間との絆は、一生の宝物。過去問、予備校の解答解説、ブロガーの秀逸な記事、参考書、仲間のアドバイスなどから、自身で「これは!」と思った気づきのかけらを、KJ法よろしく収集し、自分なりに整理した「魂の二次ノート(まとめ集)」を作成。最終的にそれだけでルーズリーフ30枚程度になる。
2007年10月:前月までに、死ぬほど勉強時間は確保した。もう今月はガリガリやってもしょうがないので、軟着陸に努め、切り口や気づきや知識の整理・確認・暗記に重きを置き、事例をガリガリ解くことはしなかった。ただし、圧倒的に現場対応力が不足していると認識しており、そのことを考えると不安になったが、不安になっても仕方ないので、精神論のみで自分を鼓舞し続けた。「大丈夫、俺は合格する」と。
2007年10月21日:事例Ⅰでテンパる。何だこの問題は!?第4問、与件に根拠がないじゃないか!?しょうがない、与件丸写しで、他の設問は個別対応だ!・・・から始まり、とにかく本試験には魔物が潜んでいることを痛感した。でもやるだけのことはやった。体調も完璧だった。自分の実力以外の要素は、全て完璧だった。これでダメだったら、今年は残念ながら受かるだけの実力が着いてなかったんだ・・・。終わったあとに、そう思えた。そして落ちた。
なぜ今回不合格だったか・受かるだけの確かな実力が着いていなかった
・辛く苦しく手間と負担がかかる勉強を避け、楽な勉強に逃げた
・勉強時間を確保する自分に酔い、シングルループ学習に陥っていた
・予備校の講師の教えを忠実に守らなかった
・現場対応力が不足しており、当日現場でテンパった
来年の学習指針再度、TBCに通う。今回の試験終了後、さまざまな予備校のセミナーに赴いたり、模範解答を収集したりして、よその文化に触れた。当然のことながら、よその看板講師も、実に魅力的で素晴らしい人たちだった。実力もあるし、話す内容も明確だし、人格者だし。だからこそ、TBCでもう1年頑張ろうという気持ちが強固になった。トップ講師と呼ばれる人たちは、表現の仕方こそ違えど、やはり根本の部分で教える内容は共通している。自分が今年二次試験に落ちたのは、予備校が悪かったからではない。どこの予備校だって受かる人は受かるわけだし、逆を言えばどこの予備校だって受からない人は受からない。だからこそ、来年はTBCに通い、10ヶ月かけてじっくりと二次の勉強に取組み、講師の教えを忠実に守り、磐石の態勢で合格を掴み取る。
生活全般株式投資:やはり、診断士勉強中はそこまで頭が回らない。ただし、視野を広めるための業界研究は役に立つと思うので、その観点からは細々と株式投資の勉強も続ける。
肉体改造:勉強期間中ほぼ運動をしなかったため、かなり体がたるんでる。もともと太りやすい体質なのだが、今年1年は仮面ライダーの体を目指しながら勉強もがんばる。筋トレは何より気分転換にもなるし、小生が尊敬してやまない渡邊美樹も、「自分を律しきれない人間が大事を成せるわけがない。」と言っている。
読書:試験終了後に経営戦略関連の書籍を30冊程度読了する中で、いかに自分に全般的な知識が不足しているかを痛感した。同じ事例をただ皿回しする、「それだけ」では真の実力は身に付かない。その意味で、視野を広げるための情報収集は続けたい。
一番大事な妻との時間:今年は本当に勉強しかしなかった。妻には本当によく支えてもらった。家事は一切しない、飯を作らせる、昼は弁当作らせる、休日はどこにも連れていかない、こんな俺を妻は1年支えてくれた。それなのに俺ってヤツは、結果を出せないダメ野郎だ。。。ごめんよ。。。妻。。。結果を見た直後、「来年もう1回だけチャンスをください。」と言った俺に、君は「とりあえず、ようやくお疲れ様でした。仕方ない。現実を受け入れ、来年もう1度がんばりましょう。私は応援します!!」と言ってくれたね。。うう。。。(号泣)来年は一緒に感動の涙を流そう。あと1年だけ、よろしくお願いします。
とりあえず2007年12月の勉強方針H19本試験事例の徹底分析:自分に何が足りなかったから不合格だったのか。その真因を突き止める。
マインドマップの作成:これは二次知識の定着のため。詳細は後日。
H18以前の過去問の整理(9月に超やったので、比較的にスムーズに導入できると想定)。
溜まっている書籍の全読了。そして、2008年の大日程計画の作成。小生は、来年は一次は受けない。これは、受けても意味がない明確な理由がある。これも詳細は後日ブログにアップする。
今月からガリガリ事例を解いても仕方ないでしょう。今月は上記内容に取り組みながら、来年受かるための下準備を進めます。
大丈夫!!今年は気力も充実している!!7月~10月はまちがいなく超がんがったから、基礎力もある!!あとは2008年、合格するための取組みを10ヶ月間継続すれば、2008年には間違いなく合格だ!!!今年受かった皆さん!!仲間になれなくて、超悔しいです!!でも来年、絶対に皆さんのあとに続きますので、死ぬ気で夜露死苦!!
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